戦間期のアメリカ

アメリカでは1919年に禁酒法が制定されたが、1920年代には聖ヴァレンタインデイの虐殺で有名なアル・カポネなどのギャングが、酒の密造密売などを行った。
②1929年から広まった世界恐慌の中、アメリカが第一次世界大戦敗戦国の賠償・戦債支払いを1年間停止したことをサレカット=モラトリアムという。
③フーヴァー大統領が「永遠の繁栄」を約束した1920年代のアメリカの農業は豊作が続き、農家の利益も高かったため「豊作富裕」と呼ばれた。




①(アル=カポネは受験世界史では細かいですが、書籍やドキュメンタリーなど、幅広く世間に紹介されていますので、興味があればぜひ調べてみてください)
②…サレカット=モラトリアム(←歴史用語にはありません)→フーヴァー=モラトリアム ③…豊作で農作物の価格が下がったため、「豊作貧乏」となっていた。世界恐慌の一因なので必ず押さえておきたい。なお、一般的に「豊作富裕」という言葉は使わない。